
補聴器は購入した段階ではまだ「素材」です。
技術者という「料理人」によって装用者の方に“音色”を合わせることが大切です。

すべての音を大きくしてしまう拡声器は耳の健康な部分を壊してしまう危険があります。
装用者の弱い部分を支えてくれる補聴器は耳に優しいです。
岡ヒヤは聴こえにくい音域を探し当て、調整して、優しい音色を作ります。

『補聴器を買ってあげたのに全然つけてくれない』ということはありませんか?
今まで聴くことから遠ざかってた方に突然音をいれても耳がびっくりしてしまいます。
特に高齢の方は環境の変化に慣れるまで時間がかかります。
岡ヒヤは装用者の慣れ具合に合わせて時間をかけ少しずつ調整していきます。

補聴器の装用で身のまわりの事柄に関心が戻ります。
「まわりの音」は本人と世間の距離をつなげる大切な役割を果たします。
「まわりの音」が聴こえにくくなれば刺激がへり関心もへっていってしまいます。
岡ヒヤは聴こえの刺激を再び優しくお届けします。

もう大きな声を出す必要はありません。むしろ大きな声を出してはいけません。
「補聴器活用の落とし穴」として一番多いのは装用後も以前と同じ様に大きな声をかけてしまうことです。
近くでゆっくり優しく声をかけてあげてください。お互い優しい気持ちになれて心がつながります。
岡ヒヤでは心つながる「優しい会話の仕方」もご提案させていただきます。

雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、補聴器に休日はありません。
外部の音を拾うマイク、その中から必要な音を選ぶチューナー、必要な音を増幅するアンプ、音を届けるスピーカー、それらを動かす電源。これだけの事を休むことなくこなし続ける機械が補聴器なのです。
岡ヒヤはがんばる補聴器と装用される方を応援します。

補聴器販売はただの物販ではありません。ご購入いただき装用されてからが本当のスタートなのです。
岡ヒヤは耳を治すことは出来ません。しかし補聴器を介して出来るだけ心地良い音を届けることが出来ます。
届ける音をまわりの方にどう伝えてもらうか。状況、環境の変化にどう調整していくか、精一杯がんばります。
補聴器はご本人様、まわりの方、岡ヒヤが三位一体となることで真価を発揮します。